失敗から学ぶ

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!


今日は今年初めてのマイソールクラス(アシュタンガのクラスの一種で、ついている先生にもらったシークエンスを自分のペースで練習するクラス)での練習。10数年ぶりに肩を脱臼しました。


脱臼したのはこんなポーズ。(アシュタンガヨーガ実践と探求:グレゴール・メーレ著より)

ウパビシュタ・コーナーサナ。見た感じ、肩にダメージがあるとは思えない、なんてことないアサナですが、私の友人で脱臼癖のある子も同じアサナで脱臼経験あり。


肩が緩い人間には、これ、非常に冷や冷やさせるポーズのひとつでもあります。肩甲骨と上腕骨の関係で、肩にやさしい“ゼロ度ポジション”をスッと抜ける危険性が高いのです。一見関係なさそうなので余計に油断する、という…


原因はわかっていて、数日前、珍しく開いたインスタの誰かの動画で「肩をはめる」とかいうエクササイズをちょっと試してみたその影響と思われます。詳細避けますが、試してみた結果、私には肩をはめるどころか外すぜ!と思ってすぐにやめたものでしたが、その少しのお試しが寒い季節は尚更影響したのかも。


脱臼したけれど、恐らくものの数分で自力で修復。肩、大分イイ感じ♡と思っていたけど、やっぱり気をつけなくちゃ!と気を引き締めた瞬間でした。


練習はそれで終わりにしようかと思いましたが、体と相談しながら、肩のハマり具合を確認。ポジションは落ち着いていると判断したので、ジャンプスルーやドロップバックはさすがに抜きにして、いつもよりちょっと手前で切り上げて、練習終了。ジャンプバックも(エアリー感はもともとないっ)チャトランガも、特に前鋸筋を使うようなものは努めて行い、ウールドヴァダヌーラアサナ(ブリッジ)もヘッドスタンドも何の問題もなくできました♪


我ながらビックリ!練習を止めなかったのは、緩くなったままの関節にしておきたくなかったから。ま、この判断が吉と出るか否かは数日後に明白になるでしょう。


一瞬は確かに脱臼したので、アドレナリンが切れた頃、損傷した組織が声をあげるのかもしれませんが、そこは植物療法で丁寧にケアします。


アシュタンガヨガ、私は絶賛ハマっていますが、毎朝のマイソールクラスでストイックに練習を行うような気の入れようではありませんし、できないアサナを頑張って練習するようなこともしておりません。若かりし頃競技生活でその類のエネルギーは枯渇してしまっているみたい…。只今セカンドの中盤を練習中ですが、これ以上進まなくても別に構わないし、だからと言って先生にもらったポーズをできないと決めつけて練習しないようなこともせず、マイペースで体の声を拾いながら進んでおります。


この感じが私にとって心身共に非常にいい影響があるように思います。


今日のこの出来事で、感情が乱れたり、この先を心配することもなく、ただ、その時々の自分の判断を信じられるし、この次に何かが訪れても対応できるな、というかするでしょう!という確固たる自信もある。


面白いな、と思います。


このお正月休みの手仕事。

画像下の靴下、先に編んだのですが、手が緩くてブカブカになってしまいました。失敗!と思って上のものを次に編んだら、これがなんと、今まで編んだ中で一番心地よいサイズ感♪


これ、ヨガと似てる!色んな小さな失敗を繰り返していくうちに精度が上がっていってるの~。面白いわ~!


気を取り直して、ブカブカ靴下はほどきました!

編むのに時間がかかるのに、ほどくのはあっという間なのよね。とほほ。。。今はこれを編みなおしてます。私のどこにこんな忍耐力があったのか…(笑)


話を戻して。


私のフィットネスのクラスでは、私自身のこういった経験を活かして、より心地よい心身を作るためのお手伝いをさせていただきたいと活動しています。


色々書きたいことは溜まっていますが、またマイペースで発信していけたら、と思ってます。


2023年、皆さまの健やかな一年をお祈りしつつ…ご縁のある方、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

aromafitness

フィットネスインストラクター&アロマセラピスト奥村有香理 日々の暮らしを豊かに。こころとからだを自身で整えるお手伝いをさせていただいてます。

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